こんにちは。東京都杉並区を中心に出張撮影を行なう9d9photoです。
七五三は、子どもたちの成長を祝う大切な節目。
でも、特に5歳くらいになると、写真を撮られるのをちょっと嫌がったり、恥ずかしがるようになったと感じることはありませんか?
今回、撮影した5歳の男の子も、最初は少し緊張した様子でした。でも、撮影をしつつ、お話をしながら境内を一緒に歩いたり、遊んだりするうちに、笑顔がどんどん増えていきました。最後には「もっと撮って!」と言ってくれるほどリラックスした表情に。
今回は、そんな男の子の心の変化も写し取れた七五三出張撮影の一日をお届けします。
七五三の舞台は、自然に囲まれた井草八幡宮
荻窪駅から車で15分ほどの場所にある井草八幡宮は、900年以上の歴史を誇る由緒ある神社です。
大鳥居をくぐると、緑に包まれた長い参道が続き、広々とした境内には四季折々の木々が彩りを添えています。境内の広さはなんと約一万坪。都内では珍しいほどの自然に囲まれた空間で、静けさと落ち着いた雰囲気が漂い、七五三の記念撮影にもぴったりのロケーションです。
大鳥居からスタートする七五三撮影
まずは、大鳥居の前でカメラマンと合流するところからスタートします。そして、大鳥居を背に参道を歩く姿を、ゆっくりと撮影していきます。
このとき、ご両親と手をつないで歩いてもらうようにしていますので、お子さまも安心です。
特に、初めてのお着物で歩く姿は、七五三ならではのとても大切なワンシーンです。
まだ歩き慣れない足取りや、ちょっと照れくさそうな表情も、思い出として残しておきたい瞬間ですね。

本殿で神様に七五三をご報告
手水舎で手を清めたあとは、本殿へ向かい、神様に5歳を迎えたことをご報告をします。
この時も、カメラは遠くから撮影します。
手を合わせながら、チラッとパパやママの方を確認するしぐさはとってもかわいらしく、思わずシャッターを切りたくなる瞬間です。
また、お賽銭を入れるのも、ちょっとしたチャレンジ。一生懸命な姿や、少し緊張した表情も、かけがえのない七五三の思い出として写真に残します。


ご祈祷のあとは、のびのび後半撮影へ
ご祈祷を終えると、男の子も少しホッとした様子に。
後半は、境内をのんびりお散歩しながら、お話を交えつつ、リラックスした雰囲気で撮影を続けます。
この日は、ママお手製の千歳飴の袋を持ってきてくださっていて、まずはその袋と一緒に、記念のカットをパシャリ。手作りならではのあたたかさが伝わる、思い出に残る一枚になりました。

千歳飴の袋を持ちながら、いろいろなポーズにもチャレンジ。
「こうしてみようか?」「こっちもかっこいいよ!」
と、遊び感覚で声をかけながら、楽しく撮影していきます。
撮影が進むにつれて、どんどん笑顔が増えてきて、
「見て見て〜!」と、境内で集めたどんぐりを見せてくれる姿に、私も嬉しくなりました。




娘も人見知り。だからこそ、大切にしていることがあります
実は、私の娘もとても人見知りです。初対面の人や場所では、無口になったり、不安そうな顔をしたり…。だからこそ、人見知りや緊張してしまうお子さんの気持ちがよくわかります。
「知らない人に話しかけられる緊張」や「注目される居心地の悪さ」は、大人が思う以上に繊細なもの。
私はできるだけプレッシャーを与えず、まずは“安心できる環境づくり”から始めます。
無理に笑わせない、自然な距離感を大切に
「笑って〜!」と無理に声をかけたり、子ども扱いするような関わり方は、ほとんどしません。それよりも、目線を合わせて、同じものに興味を持って、自然に会話ができる空気をつくることを意識しています。
慣れるまでは、パパやママと一緒に撮影しながら、
少しずつ一人でのショットにも挑戦してもらう流れが理想的。
無理なく、“その子のペース”で進めることが、自然な笑顔につながると感じています。
どんぐりや虫に夢中!普段の表情こそ、最高の瞬間
今回の男の子も、途中でどんぐりを拾ったり、地面の虫をじっと見つめたり、とにかく好奇心いっぱいに境内の自然と向き合っていました。
そんな何気ない瞬間こそが、その子らしさがにじみ出るタイミング。
カメラ目線じゃなくてもいい。ポーズを決めなくてもいい。
その子が夢中になっている姿、ふとした表情、そんな“普段のいち面”こそが、家族の宝物になると思っています。
大切なのは、きれいに写ることより、“らしさ”を残すこと
七五三の記念写真というと、つい「きちんとした笑顔」「ピシッとした立ち姿」を思い描きがちです。
でも、私はそれよりも「この年齢だからこそ出る表情」や「その子らしいしぐさ」を大切にしたいと思っています。
うまく笑えなくても、緊張しても、それは全部“今しか撮れないその子”の姿です。
ありのままの姿を、自然なかたちで残す。
そんな写真が、ご家族にとって一番愛おしい1枚になるのではないでしょうか。
それが、私の撮影でいちばん大切にしていることです。
さいごに
この日の撮影も、男の子の心の変化がそのまま写し出されたような、あたたかい時間でした。
笑顔になるまでの過程こそ、写真に残す意味がある——
改めてそう感じさせてくれる、素敵な七五三の一日でした。
井草八幡宮での七五三撮影をご検討中の方へ
撮影のご相談・ご質問はいつでもお気軽にご連絡ください。
井草八幡宮の基本情報
03-3399-8133
東京都杉並区善福寺1-33-1
*電話の受付時間9:00~16:30
*ご祈祷は当日受付
*ご祈祷中の撮影は不可、境内のみ撮影可
*駐車場有
https://www.igusahachimangu.jp/index2.html
そのほか、井草八幡宮での七五三出張撮影に関する詳細は、以下のページからもご確認いただけます。
七五三出張撮影<井草八幡宮>