「5歳の七五三の着物、どんな色を選べばいいのだろう?」
男の子の七五三といえば、黒の羽織袴が王道です。黒紋付はもっとも格式が高いとされ、伝統を大切にしたいご家族に選ばれることが多い衣装です。
一方で、撮影をしていると、黒以外の袴もとても魅力的だと感じることが少なくありません。
たとえば紺色は、顔写りが明るく見え、緑豊かな井草八幡宮の境内によく映えます。重くなりすぎず、上品さと落ち着きを兼ね備えた人気カラーです。
さらに近年は、白袴を選ぶご家族も増えています。羽織は黒や紺でも、袴を白にするだけで清潔感と特別感が際立ちます。濃い色の衣装が多い中で、白は差別化できるのも魅力です。
今回は、井草八幡宮で紺色の着物を選んだ5歳男の子の撮影事例をご紹介します。人気カラーの一つである紺色と白色の組み合わせの着物が、どのように神社の雰囲気や写真映えにマッチしたのか。実際の撮影スタイルをあわせて見ていきましょう。七五三の着物選びの参考になれば幸いです。

井草八幡宮での七五三撮影の実例
ここでは、杉並区の井草八幡宮での七五三撮影の写真を元に、紺色と白色の組み合わせの着物がどのように神社の雰囲気にマッチしたのかを紹介します。
鳥居や楼門での定番カット
井草八幡宮といえば、ひときわ目を引くのが朱色の楼門です。七五三でもおすすめの撮影スポットです。袴姿で立つだけでも凛々しい一枚になります。


手水舎で手を清める姿
手を清めながら、おもわず保育園で習った手洗いの歌をくちずさむ、なんとも5歳さんらしい姿です。



拝殿でご祈祷前のドキドキを撮影
受付を済ませて、ご祈祷へ。
ママから「これから神様のお話を聞くんだよ」と教わります。待っている時もわくわく楽しそう!待ちにまった七五三のお詣りです。






ご祈祷を終えたらお楽しみのガチャみくじ!
ご祈祷を終えた後は、社務所でガチャみくじを引きました。
井草八幡宮に登場した新しいおみくじに興味津々。さてさて結果はどうかな?




5歳らしい自然な姿を
後半はお子様のペースに合わせて撮影を続けます。境内の石ころも、自然な表情を引き出してくれる小道具になりました。




七五三当日をスムーズにする工夫
着付けがしやすいタイプを選ぶ
最近は、ご家族でも短時間で着付けできる簡単仕様の羽織袴も増えています。だからこそ、色や柄だけでなく「実用性」にも注目すると安心です。
靴の準備
慣れない草履では井草八幡宮の長い参道は大変です。歩きづらい場合に備えて、履き替え用の靴やスニーカーを用意しておくと安心できます。
撮影時間の目安
撮影の合間にご祈祷や休憩を挟みながら、各撮影を30分程度に区切ると集中力が続きやすいです。特に5歳の子どもは遊びながらのほうが自然な笑顔が出やすくなります。
まとめ
男の子の七五三衣装は黒が定番ですが、紺や白袴を取り入れることで個性や特別感を演出できます。
カメラマンの視点から見ても、色の選び方によって写真の印象は大きく変わり、その子らしさを引き出す大切な要素になります。
さらに、動きやすさや着付けのしやすさを考慮すれば、お子さんは自然体で過ごせます。ご家族にとっても準備がスムーズになり、当日を安心して迎えられるでしょう。
美しい井草八幡宮のロケーションと合わせて、その子らしい七五三の思い出を残していただければと思います。
井草八幡宮の基本情報
井草八幡宮
03-3399-8133
東京都杉並区善福寺1-33-1
*電話の受付時間9:00~16:30
*ご祈祷は当日受付
*ご祈祷中の撮影は不可、境内のみ撮影可
*駐車場有
https://www.igusahachimangu.jp
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