こんにちは、杉並区を拠点に活動するフォトグラファー9d9photoです。
杉並区の阿佐ヶ谷神明宮ではこれまでたくさんのご家族の七五三やお宮参りを撮影してきました。この記事では、撮影当日の流れやおすすめのスポット、準備のポイントについてまとめています。これから撮影を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

阿佐ヶ谷神明宮ってどんなところ?七五三・お宮参りで選ばれる理由
多くの人々でにぎわうJR阿佐ヶ谷駅の北側に鎮座する阿佐ヶ谷神明宮。境内に一歩足を踏み入れると、都会の喧騒を忘れるような静寂と清らかな空気が広がります。
毎月第一土曜には骨董市「我楽多市」が、秋には「阿佐ヶ谷ジャズストリート」のジャズコンサートが行われ、地域の憩いの場としても親しまれています。
また、美濃和紙に刺繍が施された御朱印や「神むすび」と呼ばれるレースをあしらったオリジナルのかわいいお守りも注目を集めています。
七五三・お宮参りに阿佐ヶ谷神明宮が選ばれる理由
理由1:伊勢神宮ゆかりの格式ある神社で「八難除け」のご利益
東京都内最大級の伊勢神宮勧請社であり、天照大御神をお祀りする神社。
あらゆる災難から守ってくれる「八難除」の祈願が有名で、毎年数十万人の参拝者が訪れます。
理由2:四季の自然に包まれた境内でロケーション撮影が映える
春は桜と新緑、秋は紅葉とイチョウ。
お子様の着物が美しく映える季節感のある写真が撮れます。
例えば、
・拝殿前で家族集合写真
・千歳飴を持ったお子さまのソロカット
・鳥居から参道を歩く家族ショット
など、特別な思い出をしっかり残せる撮影スポットが豊富です。
理由3:アクセス抜群!祖父母も安心の立地と設備
阿佐ヶ谷神明宮は、JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分以内というアクセスの良さが魅力。
遠方から来る祖父母もスムーズに案内できるので、移動の負担が少ないのが嬉しいポイントです。
また車でお越しの場合は、参拝者駐車場も完備しています。
理由4:お宮参りの祝い着(掛け着)を無料レンタル
赤ちゃんにかける着物のことを祝い着、産着、掛け着といいます。
阿佐ヶ谷神明宮では、お宮参りのご祈祷をされる方に限り、無料貸出があります。
阿佐ヶ谷神明宮の基本情報

所在地:東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
アクセス:JR中央線・総武線「阿佐ヶ谷駅」より徒歩2分
駐車場:あり
TEL:03-3330-4824
ご祈祷:予約不要・当日受付
授乳室・おむつ交換台:あり
web:阿佐ヶ谷神明宮のホームページ
阿佐ヶ谷神明宮での七五三・お宮参り 当日の流れ
【七五三スケジュールの一例】
9:30頃 ご自宅や美容室で支度完了
10:00 神社に到着、カメラマンと合流して境内で撮影開始
10:15 ご祈祷の申し込み
10:30 社殿でご祈祷(約20分)
10:50〜11:30 撮影再開、会食などへ移動
12:00 会食スタート
阿佐ヶ谷神明宮での七五三・お宮参り ご祈祷受付と所要時間は?
ご祈祷は、予約不要・当日受付(9:00〜16:30)
初穂料は、10,000円〜(「初穂料」「玉串料」などをのし袋に記載)
授与所で申し込みを行った後、待合室にて待機し、ご祈祷へ案内されます。
ご祈祷の時間はおよそ20分です。
待合室には授乳室・オムツ交換台が完備されています。
なお、ご祈祷中はカメラマンは立ち入ることはできませんので、外で待機しています。

阿佐ヶ谷神明宮の七五三時期の混雑状況は?
11月の土日・祝日(特に大安)はたいへん混雑します。
混雑を避けたい場合は、11月なら平日を、11月の土日であれば午後14時以降に参拝するのもよいでしょう。
または、時期をずらして10月や12月に行うのも、混雑を回避できます。
個人的には紅葉が深まり、大イチョウが黄色に色づく12月上旬もおすすめです。
阿佐ヶ谷神明宮で撮れる七五三写真・お宮参り写真の実例紹介
1.手水舎(ちょうずや/てみずしゃ)
参道を入ってすぐ右側に手水舎があります。手水舎で手を洗い、口をすすぎ、参拝をする前に心身ともに清らかな状態となるように清めます。

2.大鳥居と表参道
大鳥居から本殿へ続く表参道は、ご家族で歩くシーンや大鳥居を背景にした写真を撮影するのがおすすめです。遠くから撮影しますので、ご家族の自然な姿を映し出します。

3.瑞祥門(神門)
参道から階段を上がると、美しい瑞祥門があります。大きな菊の御紋が印象的です。階段横にはスロープが設けられていますので、ベビーカーも移動できます。

4.拝殿
瑞祥門をくぐった先には拝殿があります。その奥の本殿には、伊勢神宮より神の霊示を受けて持ち帰った霊石が祀られています。他の参拝者のお邪魔にならないように、拝殿の前で揃って集合写真を撮ったり、参拝シーンなどをお撮りします。

5.能楽殿
能・狂言の上演やお祭りの際の阿佐ヶ谷囃子(杉並区無形文化財指定)、お神楽など、伝統芸能の奉納に使用される能楽殿。背景の松の絵が映え和の雰囲気が際立つ写真に。

6.天神さま(北野神社)
参道の西側には、学問の神様である菅原道真公をお祀りした天神さまがあります。五角形の鳥居が目印です。お勉強をがんばりたいお子様にぴったりです。

7.猿田彦神社
「道ひらきの神」として知られる境内末社の猿田彦神社。小さなお子様が参拝する様子も見られます。

カメラマンから一言
春は桜と新緑、秋は紅葉と、季節の自然を活かした撮影が可能な阿佐ヶ谷神明宮。豊かな自然をたっぷり取り込んだお写真は、その一瞬を思い出す一枚になります。
七五三は秋のイメージですが、春の桜の時期や新緑に合わせて参拝するのもおすすめです。



撮影時に知っておきたいポイント|服装・持ち物準備チェック
- 草履が不安な子にはスニーカーを持参しよう
- ストレッチ素材の足袋は履きやすくおすすめ
- 女の子には口紅などリップ直しアイテムを
- ぐずり対策に小さなお菓子や飲み物も忘れずに
持ち物1.3歳・5歳は履き慣れた靴、スニーカーを持参しよう!
せっかくの七五三のお着物ですから足元は草履をあわせたいところですが、履きなれていない草履はあるきにくく、3歳・5歳のお子様はぐずってしまう原因になることもあります。
はじめはスムーズに歩ける履き慣れた靴やスニーカーを履いて、ご祈祷の前に草履に履き替えるのも一案です。
2.足袋はストレッチ素材がおすすめ!
綿素材の足袋は生地が硬めなので、慣れるまでは足に痛みがでてくることも。
ポリエステル素材であれば伸縮性があり、靴下に似た履き心地で初心者でも履きやすいです。
お子様だけではなく、着物をお召になるママさんにもおすすめです。
3.七五三の女の子は口紅をお忘れなく
女の子ママからリクエストが多い “リップ のお直し”シーン。ママが塗ってあげたり、自分で塗ってみようと真剣な姿もかわいいです。
4.ぐずり対策に小さなお菓子や飲み物も忘れずに
口に入れやすい、ひと口サイズのお菓子があると、ぐずった時の備えになります。一粒を包んだラムネなど、手に収まるサイズのお菓子であれば、写真への映り込みも心配いりません。
撮影時に知っておきたいポイント|阿佐ヶ谷神明宮ならではの「笑顔ポイント」
七五三の途中、お子様が飽きたり、ぐずってしまったり、そんな時の気分転換になって笑顔になれるポイントについて紹介します。
その1:こどもみくじに挑戦しよう!
授与所の隣に設置されたレトロなおみくじ台。何が出るかな〜?のドキドキの表情もかわいいです。

その2:絵馬を奉納しよう!
阿佐ヶ谷神明宮の絵馬は数種類あり、なかでも、月の絵馬、波の絵馬は人気があります。お子様の成長を祈って、絵馬を書くのも思い出のシーンとなります。
アクセス・駐車場・トイレなど、子連れ必見の現地情報
- アクセス: JR阿佐ヶ谷駅 北口から徒歩約4分(※土日は快速が停まりません)
- 駐車場 :参拝者用駐車場あり
- ベビー :授乳室・オムツ交換台完備(待合室奥)
- バリアフリー:参道は一部平坦、スロープあり。ベビーカー移動が可能です。
七五三・お宮参りの写真は出張カメラマンに頼むべき?
出張カメラマンに依頼することで、家族全員が自然な姿で写った写真を残すことができます。
セルフ撮影では難しい、「全員そろった1枚」や「感情のこもった表情」を逃さずに記録できるのが大きなメリットです。
また、カメラマンは参拝の流れや撮影マナーにも精通しているため、安心して任せることができます。
9d9photoでは、七五三の支度から参拝までを撮影するプランや、お宮参りとお食い初めをセットにしたプランなど、ご家族に合わせたプランをご用意しています。


まとめ|阿佐ヶ谷神明宮で家族の記念を残すなら、事前準備と撮影がカギ
阿佐ヶ谷神明宮は、アクセス・設備・ロケーションともに、七五三やお宮参りに最適な神社です。
特別な一日をより思い出深くするために、事前の準備とプロによる撮影で、大切な時間をしっかりとカタチに残してみてはいかがでしょうか?
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